@article{oai:naist.repo.nii.ac.jp:00003774, author = {神沼, 充伸 and 伊勢, 史郎 and 鹿野, 清宏}, issue = {3}, journal = {日本音響学会誌}, month = {Mar}, note = {多数の音源を用いた音場再現システムは, その逆フィルタ設計において膨大な計算量が必要となり現在の計算機の能力によって実現することは非常に困難である。本論文では, まず現実的な計算量で逆フィルタを設計するために, 最小ノルム解を用いた逆フィルタの設計手法を提案する。次に, この手法を用いた場合の音源の数が逆フィルタの性能に及ぼす影響について, 理論的検討及び計算機シミュレーションによる検討を行う。更に4個及び8個の音源を用いて2点の音圧を制御する音場再現システムを作成し, 水平面定位の音像定位感について主観評価によりその性能を調べる。これらの検討と調査の結果, 音源の数の増加が逆フィルタの性能の向上に寄与することを明らかにした。また, 本手法を用いた音場再現システムが, 残響の存在する環境において実現可能であることも確認した。}, pages = {175--183}, title = {周波数領域における最小ノルム解を利用した多チャンネル音場再現システムにおける逆フィルタの設計}, volume = {57}, year = {2001} }